情報コンテンツの販売では、商品が勝手にコピーされて出回るなど、コンテンツが違法な形で漏出する可能性があります。このような事態を防ぐために、インフォカートではPDFやEPUB文書の違法コピーを防ぐ著作権保護機能をオプションで提供しています。
著作権保護機能を利用すると、文書ファイルが暗号化され、正規の購入者だけが商品の内容を閲覧することができるようになります。
・著作権保護機能は有料です。商品の販売1件につき95円(税別)の「著作権保護手数料」がかかります。なお、初期費用や月額費用はかかりません。
・著作権保護機能が適用できるファイル形式はPDFまたはEPUBのみとなります。
・違法コピーを防げるのは商品ファイルのみです。特典ファイルなどを防ぐことはできませんのでご注意ください。
著作権保護機能は2017年2月に刷新されました。
それまではサイファーテック社のCypherGuard for PDFをベースとしていましたが、それ以降はAdobe社のAdobe Content Serverを採用しています。大まかな機能に違いはありませんが、対応する文書フォーマットや商品登録の手順に差異がありますのでご注意ください。
著作権保護機能の設定方法
Step1. 商品登録・管理を表示
発行者管理画面トップページで[商品登録・管理]メニューをクリックして、商品一覧ページを表示します。
発行者管理画面にログインする手順については、管理画面へのログイン方法(発行者)を参照してください。
Step2. 著作権保護機能を設定
商品登録(商品を登録する方法参照)の際に「ダウンロード販売:商品の新規登録」画面で[著作権保護機能を利用する場合はチェックを入れてください。]にチェックを入れます。
著作権保護機能の設定は、商品の販売開始後は変更できません。
Step3. 「販売準備完了」にチェック
画面下部にある[販売準備がすべて完了したらチェックを入れてください。]にチェックを入れ、[確認画面へ]をクリックします。
画面が切り替わりますので、内容を再度確認して[登録する]をクリックし、登録を完了します。
この後、インフォカートにて商品の販売審査を行い、それが完了したら販売開始となります。
審査についてはこちらもご参照ください。
著作権保護手数料について
著作権保護機能を商品に導入していただきますと、当該の商品が1件販売されるごとに95円(税別)、著作権保護手数料がかかります。
手数料は発行者様の売上から振込時に差し引かせていただきます。
著作権保護機能の詳細
- 著作権保護機能はAdobe社のAdobe Content Serverを採用しています。
- Adobe Content ServerはPDFとEPUBの文書を取り扱えます。
- 商品の購入者は、著作権保護された商品ファイルを開くために、Adobe社の閲覧ソフト『Adobe Digital Editions』を導入する必要があります。Adobe Digital EditionsはWindows、Mac、iOS、Androidに対応しています(著作権保護された商品を閲覧する方法(購入者向けマニュアル)参照)。
- 商品の購入者は、著作権保護されたコンテンツ(商品ファイル)を最初に開く際にAdobeIDの認証情報が求められます。この認証に成功するとコンテンツを閲覧できます。一度認証に成功するとそれ以降、同一のパソコンでは認証無しで閲覧できるようになります。
- 認証を行った後でもコンテンツそのものは暗号化されたままです。コンテンツを別のパソコンにコピーした場合には再度、認証手続きを行う必要があります。
- お客様はコンテンツを何度でもダウンロードできます。
- お客様がコンテンツをダウンロードした後に、発行者がコンテンツ更新して登録した場合でも、お客様は新しいコンテンツをダウンロードし直して閲覧することができます。
- コンテンツに閲覧の期限はありません。
- お客様は文書の印刷や文章のコピーはできません。